昨日(7月6日)、あめん堂で第2回目の「ちょこっと教養講座」を実施いたしました。
今回のテーマは「400年前のおもてなし」でした。
つまり、400年前に高山右近が宣教師に対しておもてなしの気持ちで作った料理が治部煮なのだということです。
金沢に滞在した神父はスペイン出身の人物であったようです。その彼の故郷の料理を再現することはできなくとも、それに近い料理を作って差し上げた
ということから金沢にキリシタンたちにその料理が受け継がれ、今に至っていると言うのがギャラリーとしての見解です。
実際に、江戸時代ではこのような形で治部煮の前身の料理があっただろうというものを試食してみました。
鴨はさすがに用意できなかったので鶏でしたが・・・
次回のちょこっと教養講座は8月17日(水)13時半~です。
テーマはまだしっかり決めていませんが右近と茶道についてやろうと思っております。
平日昼間で時間が取りにくいとは思われますが、ぜひご参加いただければ幸いです。