8月から9月にかけて、ギャラリーにも多くのお客様がご来館くださいました。ご実家が小松にある東北の大学の学生さんは高山右近の信仰の姿を知りたいということでおいでになりました。東北にもキリシタンが沢山いたことに驚いておられました。
福井県で伝道をされている女性の牧師さんとそのお友達がご来館くださいました。高山右近を知ることの深さに興味をお持ちくださり、御自身のお働きの参考になったとわざわざお葉書をその後に頂戴いたしました。
最近では東京より金沢出身のカトリックの信者の方が、金沢市在住のご友人と一緒にご来館。それぞれの知り合いに同じ人々がいて驚いたり、御一緒されました裏千家の先生もお話を聞いているうちに館長のふるさとに近い場所で若き日をお過ごしになっていたことでまた驚きました。
来る20日(日)では北國新聞社の会議室で「金沢漢字友の会」という団体より講演の依頼を受けており、今はその準備に追われています。27日には6月に講演をさせていただいた「金沢市読書会連盟」のご依頼で能登にあります高山右近の足跡をバスで巡るのにお伴することになりました。色々な方々との出会いと語らい、そして何よりも高山右近の存在の大きさを沢山の方々に知っていただける機会に恵まれた時を過ごすことが出来うれしい限りです。
来年3月に予定している展覧会の会場からも無事に正式に使用の許可もいただくことが出来ました。高山右近と400年前のキリシタン音楽をテーマにしておりますが、なかなか金沢に関する資料が見つからずにおり、悪戦苦闘しております。金沢の南蛮音楽についての資料をどなたかご存じの方がおられましたらギャラリーまでご連絡いただければ幸いです。